サイエンスくらぶ

                              2006.12.

 サイエンスくらぶは月に2回、向陽地域の小学生を対象に講師の先生と科学あそびの講座を 楽しんでいるクラブです。
 はじめに原理を勉強してから、それを応用した実験や工作を行います。先生方は、毎回子ども 達の好奇心を満足させてくれるカリキュラムで科学への第一歩をナビゲートして下さいます。 講師の先生、お二人のお言葉を添えて紹介いたします。
 サイエンスくらぶで
 命を大切にしない子どもたちのことが問題になっていますが、最近、死んでも生き返る と漠然と感じている小学生が多いことを知って愕然としました。
 日本の理科教育に疑問を抱いたのはずっと以前のことでしたが、その内容は改定ごとに 悪くなっているように見受けます。本来、自然はふしぎ一杯で魅力ある世界ですが、基本 的な原理や自然法則を学ばず、暗記しているだけでは科学への興味もなくなるでしょう。 真実を見極める力もつかないでしょう。 創造性と感性を大事にしながら作る・ じっくり見つめる・思考することを通じて、子どもの科学する心は花開くはずです。 そして、自然への豊かな目、この世に生を得たことへの喜び、命あるものへのやさしさを 身につけて欲しい。 ささやかではありますが、そのような点でお手伝いが出来たらと 講師をお引き受けして子どもたちと楽しんでおります。
   〈平井崇子先生〉

 サイエンスくらぶは二〇〇二年の九月にスタートして以来、毎回違うテーマをとりあげ、 この十二月にはとうとう九十回目を迎えます。新しいテーマをさがし続けるのは大変なことで、 直前まで材料さがしや予備実験に追われますが、そのおかげで私自身が今、面白いと思って いる事が届けられるのです。自分が楽しめなくては、お子さんたちにも伝わらないのです。 サイエンスくらぶで育ったお子さん達が、身近な科学に気がつく楽しみ、工夫して物を 作る楽しみを、どんどん自分で見つけて欲しい、と願いながら、私も楽しく続けていきた いと思っています。
                    〈原田佐和子先生〉

 毎回楽しく活動しています。子ども達の活き活きした姿をご覧いただければと思います。

戻るTOPへ